Case Study 社内DX × AI推進室機能

社内DX支援:
AI推進室の機能を、外から一括で担う

真珠を軸に、ジュエリー・化粧品・サステナブル事業を展開するWSP-HD。専任の情報システム部門を持たない同社のAI推進室機能を、PlusDivideが外から担っています。属人化していたシフト作成の自動化から、社内Wiki・チャットボットといったAIアプリの内製まで、優先順位を相談しながら順に片付ける形で伴走しています。

業種
宝飾品・化粧品・健康食品・環境美化
事業内容
真珠を軸としたジュエリー事業/化粧品の研究開発・製造/エイジングテック事業/海を活かしたサステナブル事業
規模
従業員228名(2026年6月現在・パート・アルバイト含む)
設立
1994年12月(創業1991年6月)
URL
wspcorp.jp ↗
Project #1

シフト自動化AIアプリの開発

属人化していた月次シフト作成業務を、AIアプリで再現可能なオペレーションに置き換えました。

課題

介入

成果

Project #2

社内AIアプリ群の内製開発

大きな仕組みを一度に入れるのではなく、1つの課題に1つのアプリを当てる形で、短いサイクルで届けています。

課題

介入

成果

Project #3

Amazonセラーセントラル運営代行

出品管理・広告運用といったEC運営の事務工数を、外部に巻き取って軽量化しました。

課題

介入

成果

Project #4

商品クリエイティブ(動画・画像)制作

真珠ジュエリーの世界観を伝える商品クリエイティブを、社内負担ゼロで継続供給します。

課題

介入

成果

Client Voice

お客様の声

最初のご相談は、シフト作成の自動化という一点でした。そこから社内アプリの内製へと広がった約4ヶ月について、株式会社WSP-HDの田口様と、担当した神谷が振り返ります。

WSP-HDの会議室で対談する、同社の田口様とPlusDivideの神谷
左:株式会社WSP-HD 田口様 / 右:PlusDivide 神谷

——最初のご相談は、シフト作成の自動化でした。当時はどんな状況だったのでしょうか。

田口様WSP-HD

シフトは、特定の担当者しか組めない状態でした。組み方の条件がその人の頭の中にしかないので、他の人が代われないんです。

しかも量が多くて、本当は1ヶ月分をまとめて組みたいのに、2週間分を出すのが限界でした。

神谷PlusDivide

ご依頼としては「シフト表を作るアプリ」でしたが、伺っていくと本質はそこではないと感じました。条件が1人の頭の中にしかないこと自体が問題で、アプリを作る作業は、その条件を外に出して形にする作業でもあります。

ですので最初は、コードを書かずに条件を書き出すところから始めました。

田口様WSP-HD

あれは大変でした。売上の目標、スタッフのランク、力を入れたい店舗、この人はこの売場には入れない、といった条件が次々に出てくる。

書き出してみて初めて、担当者はこれだけのことを毎月考えていたのかと分かりました。今はその基準が形として残っているので、担当者以外も見て話せます。

——そこから、月額での継続的なご支援に変わりました。

田口様WSP-HD

シフトの打ち合わせをしている最中に、別の話が次から次に出てきたんです。在庫はどうする、就業規則の問い合わせも毎回同じことを聞かれている、と。

それを1件ずつ見積もって発注して、という進め方だと、着手する頃には状況が変わってしまう。それなら月額で見てもらって、優先順位を相談しながら順番に片付けるほうが早いと判断しました。

WSP-HDの会議室で打ち合わせをする、同社の田口様とPlusDivideの神谷

——シフトの自動化を含めて、この4ヶ月で社内向けのアプリを6つ導入しました。社内にはどんな変化がありましたか。

田口様WSP-HD

まず、AIを身近に感じてくれるようになりました。チャットボットは面白がってみんな使っていて、評判は結構いいです。聞いて回答が返ってこないと、寂しがっている人もいるくらいで。

知らず知らずのうちにAIと喋っている、という感覚が社内に生まれているのかなと思います。

神谷PlusDivide

正直なところ、チャットボットは出すまで不安でした。社内向けの仕組みは、作っても誰も触らないまま終わることがあるので。

田口様WSP-HD

私も半信半疑ではありました。ただ、うちは店舗で働いているスタッフが多いので、「その場で聞ける相手」がいることの意味は大きかったんだと思います。

それまでは、就業規則を見れば書いてあることでも、結局は誰かに聞いていましたから。探すより聞いたほうが速いんです。

——これまでのシステム導入と、進め方はどう違いましたか。

田口様WSP-HD

今までなら、大きなシステムを1つ入れますとなった時に、難しくて「どう使えばいいのか」「マニュアルは何ですか」という話になっていました。

今回は細かく切り刻んで、小さいサイズで渡してもらっているので、イメージしやすいんです。ちょっと考えれば使えるWikiやチャットボットが、ポコポコと出てきた。だから会社としてみんなが興味を持って使ってくれている、という実感があります。

対談で話す株式会社WSP-HDの田口様 対談で話すPlusDivideの神谷

神谷PlusDivide

そこは意図しています。大きな仕組みを一度に入れると、現場が覚えることも一度に増えます。使われないまま止まる原因は、たいていそこにあります。

ですので、1つのアプリで解く課題は1つに絞って、短いサイクルで出しています。使ってみて違ったら、そこで直せばいい。速く作れることの価値は、速く直せることにあります。

田口様WSP-HD

それは実感としてありますね。相談したことが、次に会うときには画面になって出てくる。こちらも、動くものを見てから「そうじゃなくてこう」と言えるので、話が早いんです。

仕様書を読んで判断してください、と言われるほうが、正直こちらも自信がないので。

神谷PlusDivide

最初から完璧な仕様を書ける人はいないと思っています。だからこそ、直す回数を稼げるほうが結果的に良いものになります。

——将来的には、社内での内製化も視野に入れていると伺いました。

田口様WSP-HD

全部を自分で書けるようになる必要はないと思っています。ただ、小さな修正まで毎回お願いしていたら、こちらのスピードも上がらないので。

ですので、作ってもらう過程になるべく私も入るようにしています。何が起きているか分かる状態にはしておきたい、という感覚です。

神谷PlusDivide

内製化されたら仕事がなくなるのでは、とよく言われます。実際は逆で、社内で判断できる方がいる会社のほうが、次にやりたいことが出てくるのが速いです。

引き渡す前提で作る、というのは最初から意識しています。特殊な作り方をせず、標準的な構成で組んでいるのはそのためです。

——最後に、AI推進やDXの担当部署がない会社に、一言お願いします。

田口様WSP-HD

まず「やろう」という気持ちを持ってもらうことが重要だと思います。重い腰を上げるところで、分からない、怖いという気持ちはあると思うんですが、そこから入るのではなく、「どんなことができるんだろう」という興味から入ってもらえたらいい

そして、その入り方を示せる会社も必要なんだろうな、と思います。

WSP-HDのショールームで握手する、PlusDivideの神谷と同社の田口様
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